三人三様、「門前式発声法・丹田式発声法」の成果

Y.H様

私は、中学生と高校生の孫姉妹と、門前式グループレッスンを月2回学んでいます。

1. 先ず下の子ですが、学園祭で劇に出た時のことです。舞台上では2人の人が大きな声で会話をしており、そこに舞台袖から話しながら出てきたのが孫でした。客席の人たちは、舞台袖から声だけ聞こえてきた時、一瞬「シーン」となったのですが(この時の空気が一変した驚きが忘れられません)、舞台上で他の人と会話を始めたとき、「よく通る声ネ!」とか「何だかスーッとするネ!」とか話されている声が聞こえてきました。
大きな声で話されていた2人より、自然体で話をしている孫の方が、客席の後方にまで声が通り、聞いている人々の肩の力も抜けていくようでした。
門前式発声法で、「力まない」が少しは身についてきたのだと思いました。
「力まない自然の声は、周囲の人々まで楽になり、肩の力が抜けていくかもしれないと思った出来事でした。

2. 上の子は、仕事で年少者でありながら、年長者の人々に色々と注文、助言をする立場におります。
以前からその仕事をしている人達に「助言」というのは、なかなか大変なようです。
どんな時も笑顔を絶やさず、仕事の後始末もキチンとやって、帰るのはいつも遅いのです。
このように、「大変!!」と思えることも、本人は淡々とこなしています。
それも、「門前式呼吸法・丹田式呼吸法」で腹が練れてきた結果の、お陰様だと感謝しています。

3. 私は、自分の体調を「声で知る」感じです。
気持ち的には「大丈夫!」と思っていても、声が出にくい時は無理をせず、体調を整えるよう気を付けています。
以前声が出なくなり、病院からは、「もう2度と声は戻らないだろう!」と言われ、手話を習うよう言われました。
声帯が普通の人の三分の一の太さしかないそうです。
この発声法を学ばせて頂いたお陰様で、声を失うこともなく、皆様と歌えることが嘘のようで、只々感謝の一言です。 お陰様です。ありがとうございました!!

本部講師  K.Y
Yさんは、約10年前に御主人を亡くされた直後、「声が出なくて歌えない!」ということで、個人レッスンから始められました。その後も人生色々で、何年か休会をされていました。その後、復帰。そして、しばらくした頃に、「孫が歌を習いたい!」と言っているが、「絶対に他へはやらすわけには行かず、やるならココしかない!」と月謝のことも考えて月2回のグループレッスンを 3人で立ち上げられたのです。「良い」と思ったことは、ドンドン行動に移される、見かけに寄らない「スーパーレディー」です!