H.H様
子どもの小学校で知り合ったママ友たちとコーラスをはじめて10年がたち、年齢とともに声が低くなり、もっと透明感のある美しい声でいつまでも歌っていたいと願っていました。
そんな時、友人に秋篠音楽堂で行われた講習会を紹介してもらい、参加させていただきました。素直で柔らかな自然な歌声に感動しました。そして、丹田を意識した丹田式呼吸法で歌えば、力みのないやさしい声でいつまでもコーラスができると思いさっそく入会しました。
丹田を意識した丹田式呼吸法と一言で言っても、今まで歌っていた癖がなかなか取れなくて苦戦する日々ですが、そんな私を応援してコーラスの仲間も入会してくれました。今では、会員になった仲間と練習前に丹田式呼吸法を行ってからコーラスの練習をします。その効果があってか、喉からの声がだんだん取れてきて、一つにまとまったアンサンブルが出来はじめ、コーラスの楽しさが増してきています。
先日、近隣の老人ホームのクリスマス会に呼んでいただき、丹田式呼吸法を意識して練習している曲を聞いていただきました。1曲歌い終えた時に、自然に「きれいな声やなあ」と言ってもらえました。嬉しくなって20曲も披露してしまいました。歌い終えた疲れも少なく、これは門前式発声法のお陰だなあと実感しました。身に付くまではまだまだですが、コツコツと練習しようとコーラス仲間と話しました。
私も、以前からの癖を取って自然な柔らかい声で歌えるように、練習していきたいです。
何よりも先生の小さな事でもほめてくださるやさしい言葉に、楽しく通わせてもらっています。
門前 啓子
日本中の子供達に「天使の声」を伝えたい!そして、日本中の「ママさんコーラス」に発声のメカニズムを知ってもらえたら・・・。と2つの夢を持ち続けて30年。学校の先生方との出会いは、実を結び出しています。ところが、「ママさんコーラス」の指導者との出会いはなかなかうまくいきませんでした。音楽大学声楽科を出て、今までの自分の発声を変えてまで・・・という指導者が多い中、H.H先生との出会いは、私にとっても大きな喜びとなりました。
明るく前向きで素直で謙虚な心をお持ちのH先生は、すぐにこれが本物とご理解下さり、ご自分の合唱団員の方々にも「いっしょに勉強しましょう」と声をかけて下さいました。そして、団員の方々も集まって下さり、団あげて「丹田式発声法」に取り組み出されています。私が長年描いていた筋書きどおりの「ママさんコーラス」への導入が始まりました。認定講師にもなって下さるようですし、団員の方々と力を合わせて「声が育つ合唱団」としてますます成長されることでしょう。
丹田からの一本の息の柱は、声帯を自由にし、リキミがなくなってくるほど、そのひびきは共鳴しあい1つにとけ合います。合唱のすばらしさ、魅力は、人数が多い程共鳴しあう純粋なひびきにあります。一人でも多くの合唱指導者に気づいて頂き、奈良の地から全国へと発信出来る日を夢みて仲間をふやして行けたらと思います。
H先生とコーラス団とのお出会いに心より感謝申し上げます。