「声・心・体を育てる丹田呼吸法と正しい発声法」という長いネーミングでスタートした私の指導法ですが、有名な耳鼻咽喉科の医師より、ポリープも改善されるということで、「門前式発声法」というソフトにまとめて後世に伝え残してはどうかと提案を頂き、一念発起。世の為、人の為、私の勉強したものが人々のお役にたつのであればと「門前啓子発声教育研究所」を設立しました。
「門前式発声法」は人間の基となる丹田呼吸法を、エンゼル・ヴォイス(特許取得)で体得した分だけ声が育ちます。そして心が丸く穏やかに落ち着いてまいります。老若男女、特に子ども達ほど、毎日少しずつコツコツ継続することで、誰もが自分の美声を育て続けることが可能となります。人間にとって、声はその人の人格、品性、教養すべてをあらわします。声のおそうじは心と体のおそうじでもあります。自分の声が人に与える魅力に気付き、正しい声の磨き方、声のおそうじの仕方を学ぶ方が増えてくださることを念じます。
自分の心が声に表れることに一人でも多くの方に目覚めて頂き、心を磨く一つとして声のおそうじをおすすめします。
継続は力なり 学び続ける集団へ
興味のある方はお集まりください。声を磨き心と体のおそうじをする方法が見つかったのです。声の仕事をされている方、コーラスで自分の声が自由に出せない方、人前で話すのが苦手な方。丹田呼吸法を声につなげた、誰でも少しずつヴォイストレーニングを継続することで、自分の美声に出会える「門前式発声法」を是非学んでみてください。研究所にご連絡頂ければ、お近くの講師をご紹介いたします。
芸術には終わりがありません。子ども達や一般の方々に教えたいと思われる講師希望の方々もお集まりください。講師養成コースもあります。「日本全国の子供達の声を天使の声」にから始まった私の夢は、日本全国、世界のすべての人々に声を育てるメカニズムをお伝えしたいと願っています。
クラシックのみならず、ミュージカル、演劇、ポピュラー、ゴスペルなどをされておられる方にも、呼吸法と声のメカニズムを学ばれることをおすすめしています。
正しく伝え残すために
「門前式発声法」を正しく伝え残す為、研究所で勉強を続けている講師を認定講師としています。認定講師のみ門前式発声法の指導を許可し、エンゼル・ヴォイス(特許取得)とテキストを入会時にお渡ししています。「門前式発声法」はソフトとして、著作権を取得しています。
丹田呼吸が声を育てる
門前式発声法の基本は、正しい呼吸法にあります。正しい呼吸法とは丹田式呼吸のことで、最近では、知る人も多くなってきましたが、門前式発声法は、30年余り前から、この丹田式呼吸法と発声との融合という新しい方法を生み出し、多くの人に伝えながら進化してまいりました。
正しい呼吸の道に入った声は、音程もよく、表現力もつき、聞く人の心を和ませる力を持っています。そして、何より、声帯のリキミを取り、コツコツ継続してトレーニングすることで、年令に関係なく声が育ちます。歌声とともに話声も響きが前に出ますので、話すように歌え歌うように話せます。
声・心
人間の心と身体は一体で密接な関わりをもっています。特に歌というのは、その時々の体調や心の状態すべてが声に出ると言われています。門前式発声法のレッスンを始めると、呼吸が深くなりしゃべる事が楽になり、ゆったりとした気持ちが持てるようになる、という方が非常に多くいらっしゃいます。呼吸の違いが声に現れ、心もおだやかになり、そして素晴らしい歌声へと変わってゆくのです。
…そして体
丹田呼吸ではない浅い呼吸を胸式呼吸といいます。この胸式呼吸の問題点は、息が胸に高く入るだけではなく酸素が全身に行き渡らないことです。また、扁桃腺に外気の乾いた空気が直接当たる、それがそのままろ過されないで胸に入ると肺胞を痛める、雑菌を吸い込む、など様々な弊害があります。しかし、丹田呼吸は、鼻呼吸が基本ですので、雑菌が入りにくく、乾燥した空気が直接肺に入ることはありませんので、肺を守ることにもなります。
子供たちの驚くべき変化
門前式発声法は、子供たちにも大きな変化をもたらします。実は、年令の低い子供たちほど正しい丹田呼吸を指導するだけで、声が驚くほど素晴らしくなります。正しい呼吸が身についた子供たちは、今まで出にくかった自分の声がきれいな歌声に変わっていくことに喜びを感じ、音楽に熱心に取り組むようになるのです。
学校の先生方からは、門前式発声法を学び、授業に丹田式発声法を取り入れたところ、音読など素晴らしく変化した上に、クラス運営がとてもやりやすくなり、子供たちの心が落ち着いてきたと数多く報告をいただくようになりました。息が浅いときは集中力がなくガサガサとしていて、先生の声は聞き入れないのですが、深いところで呼吸をし始めると、先生の言葉が入っていくのです。